PayPay証券とはスマホ片手で、たった3タップで株の取引ができるサービスです。
1,000円から株主になれるのが特徴で、銀行に預金する感覚と同じくらい、カンタンに投資をすることができます。
しかも、facebookやAmazon、Apple、NIKE、GAPなど、世界的に有名なグローバル企業の株主になれます。
PayPay証券は10年ぶりに新規参入です。2008年8月のリーマンショックもあり、最後に設立された証券会社は2006年でした。
なぜ、PayPay証券というスマホに特化した証券会社を設立したかというと、若い人(特に20代)の利用を増やしたいといった思いがあるそうです。
その様なPayPay証券のメリット・デメリットや、なぜ1,000円から投資ができるのか、仕組みをご紹介していきたいと思います。
目次
PayPay証券は株初心者には始めやすいサービス!
株式投資は数万~数百万を用意しないと、はじめることは難しいですが、PayPay証券なら、厳選された有名企業の株を1,000円からスマホで取引ができる、初心者向けの少額取引サービスです。
購入できるのは米国株30銘柄・日本株30銘柄、米国株ETF3銘柄、日本株TEF3銘柄の全66銘柄です。
銘柄の企業は米国株ですと、FACEBOOK、アップル、マクドナルドなどで、日本株ではみずほ銀行、ユニクロ、リクルートなど、3タップ購入することができます。
PayPay証券なのにワンタップでバイ(購入)できないのが残念ですが、株取引のルール上購入前の確認事項など、表示や確認させる必要があるためだそうです。
他の証券会社(13~15タップ)なので、PayPay証券の3タップは、最短タップ数なんです。
PayPay証券の特徴3点
・1,000円から少額投資することができる
・3タップで株を購入することができる
・スマホ完結で24時間いつでも取引ができる
1,000円から少額投資することができる
通常、株の購入は1株、10株、100株といった「株数」単位で購入しますが
PayPay証券 (旧ワンタップバイ )なら、1,000円、5,000円、1万円といった金額単位で購入が可能です。
金額単位で購入できる理由はPayPay証券 (旧ワンタップバイ )が直接、株を買い付けしたものを1,000円単位で分割して、ユーザーに切売販売しているためです。
例えば、株価143.01ドルで為替レート112.23円の時、12,000円分の購入した時の株数は0.74699株となります。
3タップで株を購入することができる
操作は非承認簡単で最短で③タップで購入することができます。
①購入したい銘柄を選ぶ
②金額を1,000円単位で指定する
③買うをタップする
複雑な操作が一切ないため、株の購入や売却はとても簡単です。
取引画面もシンプルなので、だれでも気軽に株式投資を始められます。
スマホ完結で24時間いつでも取引ができる
株の売買は本来、株式市場が開場している間しか取引できませんがPayPay証券 (旧ワンタップバイ )なら、開場時間を気にすることなく、いつでも購売できます。
なぜなら、PayPay証券 (旧ワンタップバイ )先に買い付けしたものを、ユーザーへ販売するので、24時間いつでも、売買することができます。
ただし、時間外の場合は手数料が0.7%(通常は0.5%)となるのでご注意ください。
※日本株及び、日本株ETFの取引時間帯は平日9:00〜14:59です。
どんな海外株式の銘柄があるのか?
ニューヨーク証券取引所とNASDAQで取引されている有力企業30社の株が購入できます。
日本では馴染みのある企業をたった1,000円から投資できるのは魅力的ですね。
外国株 30銘柄一覧
ロゴ | 銘柄名・業種 | 証券情報 |
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アマゾン/オンライン通販 | |
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アップル/パソコンメーカー | |
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アフファベット/サーチエンジン「Google」 | |
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ボーイング/航空機メーカー | |
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キャタピラー/重機メーカー | |
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シスコシステムズ/ネットワーク製品メーカー | |
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コーチ/ファッションメーカー | |
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コカ・コーラー/飲料メーカー | |
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コストコ/会員制小売業 | |
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ウォルトディズニー/エンターテイメント企業 | |
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エクソンモービル/石油化学メーカー | |
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フェイスブック/ウェブサイト運営企業 | |
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ギャップ/衣類小売企業 | |
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ゼネラル・エレクトリック/総合企業 | |
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ゼネラル・モーターズ//自動車メーカー | |
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エイチピー・インク/PCメーカー | |
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アイビーエム/IT企業 | |
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インテル/半導体メーカー | |
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モンデリーズ・インターナショナル /飲料食品メーカー | |
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マクドナルド/ファストフードチェーン | |
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マイクロソフト/ソフトウェアメーカー | |
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ナイキ/スポーツメーカー | |
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ピーアンドジー/家庭用科学品メーカー | |
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ファイザー/医薬品メーカー | |
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スターバックス/コーヒー小売企業 | |
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タイム・ワーナー/エンターテインメント企業 | |
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ツイッター/SNSサービス企業 | |
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ビザ/国際決済サービス | |
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ゼロックス/オフィス機器メーカー | |
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ヤフー/インターネットメディア |
ETFとはどのような株??
ETFとは『Exchange Traded Fund』の略で証券取引所で取引される投資信託という意味の頭文字を取っております。
ETFは世界で注目されており、 世界全体のETFの運用資産は2003年の約20兆円から2016年には約350兆円と17倍になると算出されてます。
ETF純資産総額の推移 (単位:10億ドル)
※出所:Statista Inc.
ETFを分かりやす言うと日経平均株価などの動きと連動して株価が上下する金融商品です。
通常、株は一つの銘柄に投資しますが、ETFは複数の銘柄に、まるっと投資する商品となります。
なので、個別ごとの会社を知らなくても、複数の会社にまるっと投資することでリスク分散ができますし、日経平均株価を指標にするため、値動きも分かりやすいので、株式初心者にはETFがおすすめです。
PayPay証券で取り扱っているETFは日本株と米国株の2つございます。
日本ETF(まるごと日本株)
上がったら儲かる
日経225連動型上場投資信託(略称:225投信、銘柄コード:1321)
長期投資に向いた、一番スタンダードなインデックスファンド。東証一部上場企業の中から日本を代表する225銘柄への分散投資の為、個別銘柄よりもリスクが小さいです。
上がったら2倍儲かる(ブル)
NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(略称:日経レバETF、銘柄コード1570)
日経平均の2倍の動きをする為、10円上がると、この銘柄は20円上がります。値動きが大きく為、短期売買に向いてます。
なかでも、PayPay証券が取り扱う野村アセットのファンドはETFの中でも人気で、トップクラスの出来高を誇ってます。
下がったら儲かる(ベア)
NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(略称:日経インバETF、銘柄コード1571)
日経平均の逆の動きをし、日経平均が下がれば、このETFは逆に上がり儲かります。こちらもブル同様に野村アセットのファンドのETFを選択してます。
米国株ETF(まるごと米国株)
米国株ETFは24時間365日年中無休で株を購入(約定)することができます。
米国株ETFをいつでも購入できる仕組みは他証券会社には存在しない、PayPay証券唯一のサービスとなります。
米国市場が閉場しても購入ができるので、日本やアメリカで経済イベントや事件が発生した直後に売買ができますので、リスクヘッジでができたり、積極的に攻めたりといったことが可能となります。
※ただ、ワンタップが事前に購入したものをワンンタップバイのユーザーに分配提供するので在庫切れで購入できない場合もあるので注意してください。
上がったら儲かる:SPDR(スパイダー)S&P500 ETF
「S&P500」とはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出する米国株式市場の代表的な指数で世界最大の純資産額2,551億ドル(約28.5兆円、2017年11月30日時点)を有するETFとなります。
ニューヨーク証券取引所、もしくはナスダックに上場する500銘柄で構成され、その500銘柄の指数の動きに連動するETFです。
上がったら3倍儲かる:Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF
S&P500の3倍の動きに連動するブル型のETF
下がったら3倍儲かる:Direxion Daily S&P 500 Bear 3X ETF
S&P500の3倍逆に動きに連動するベア型ETF
日本株も取引できるようになりました
外国株と同様に日本株も厳選され30銘柄を1,000円単位で購入することができます。
世界に誇れる厳選された30銘柄を外国株同様に1,000円単位で購入することができます。銘柄によっては数十万~数百万からしか購入できませんが、PayPay証券なら、少額で投資することができます。
個人的に気になるのが、みずほフィナンシャルグループの取扱いしかないことです。
自動車であれば、トヨタ、日産、ホンダの銘柄は取扱っているのに、三菱東京UFJFフィナンシャルグループや三井住友フィナンシャルグループの他のメガバンクをを取扱ってないのは、何故でしょうかね。
みずほ銀行が、PayPay証券への資本が入っているからでしょうかね。。。(笑)
日本株 30銘柄一覧
ロゴ | 銘柄名・業種 | 銘柄コード |
---|---|---|
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積水ハウス/住宅メーカ | 1928 |
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明治ホールディングス/食品メーカー | 2269 |
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キリンホールディング/酒類メーカー | 2503 |
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セブン&アイホールディングス/コンビニ&商業施設運営 | 3382 |
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花王/消費財メーカー | 4452 |
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武田薬品工業/医薬品メーカー | 4502 |
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オリエンタルランド/テーマパーク運営 | 4661 |
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ヤフー/ポータルサイト運営 | 4689 |
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楽天/ECサイト運営 | 4755 |
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資生堂/化粧品メーカー | 4911 |
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ブリヂストン/タイヤメーカー | 5108 |
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TOTO/中宅設備メーカー | 5332 |
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リクルートホールディングス/情報サービス提供 | 6098 |
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パナソニック/家電メーカー | 6752 |
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ソニー/家電メーカー | 6758 |
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キーエンス/精密機器メーカー | 6861 |
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ファナック/産業ロボットメーカー | 6954 |
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村田製作所 /精密機器メーカー | 6981 |
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日産自動車/自動車メーカー | 7201 |
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トヨタ自動車/自動車メーカー | 7203 |
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本田技研工業/自動車メーカー | 7267 |
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良品計画/生活必需品メーカー | 7453 |
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キヤノン/カメラ・光学機器メーカー | 7751 |
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任天堂/ゲームメーカー | 7974 |
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ユニ・チャーム/衛生用品メーカー | 8113 |
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みずほフィナンシャルグループ/銀行業 | 8411 |
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ヤマトホールディングス/運送業 | 9064 |
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セコム/警備 | 9735 |
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ニトリ/ホームセンター運営 | 9843 |
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ファーストリテイリング/衣料品製造 | 9983 |
PayPay証券の手数料はどれくらい??
PayPay証券の手数料は以下、3パターンとなります。
・入出金手数料
・為替手数料
・株価手数料
入出金手数料
PayPay証券専用の証券口座はみずほ銀行口座となっております。
入金に関する手数料は銀行によって異なりますので、入金元の銀行をご確認ください。
ちなみに入金手数料は、ソニー銀行や住信SBIネット銀行などは振込手数料が無料で入金することができます。
出金時の手数料は手数料は以下の通りとなります
- 3万円未満:(みずほ銀行宛て)108円/回・(他行宛て)270円/回
- 3万円以上:(みずほ銀行宛て)216円/回・(他行宛て)378円/回
出金はみずほ銀行の口座宛が一番お得ですね。
また、みずほ銀行の口座を持っていれば、PayPay証券口座へ送金する手間を省くことができ、スリータップで株を購入することが出来ます。
銀行においたままの買付の手数料は1回あたり108円となりますが、一度に3万円以上、購入すれば、通常よりも手数料がお得になります。
『銀行においたまま買付』のサービスの利用は10,000円単位で1,000円単位では購入することができませんのでご注意ください。
為替手数料
米国株は通常ドルで購入する必要あるので、為替手数料が発生します。
日本株の購入時であれば、為替手数料は発生しないので外国株特有の手数料ですね。
購入時:市場取引レート1ドルあたり+0.35円
売却時:市場取引レート1ドルあたり-0.35円
※米株式市場の取引時間外は、直近の終値に±0.35円となります。
円高の時であれば、1ドルあたりの株が多く買えることができます。もちろん売るときは円安の時であれば、より利益をもらうことができます。
株価手数料
購入時:市場で取引されている株価+0.5%
売却時:市場で取引されている株価-0.5%
※本市場の取引時間が以外は、気配基準値または直近の終値に±0.7%となります。
PayPay証券のデメリット!
1,000円から株を購入できるのは、メリットが非常に高いですが、以下の2つのデメリットも存在します。
・手数料が高い
・株式移管ができない
手数料が高い
PayPay証券は取引コストは最低5円からと最安値ですが、手数料率で換算すると少し高いです。
S社はSBI証券で、取引金額の0.45%にが手数料です。PayPay証券は0.5%が取引手数料です。
証券会社 | 片道取引 手数料 |
1,000円 当たりのコスト |
100,000円 当たりのコスト |
---|---|---|---|
PayPay証券 | 0.50% | 5円~ | 500円~ |
SBI証券 | 0.45% | ※500円~ | ※500円~ |
※1ドル=100円とした場合
SBI証券は手数料でみるとPayPay証券のほうが高いですが、1回あたり取引額は最低5USDからのため、100,000円※以下の場合はPayPay証券の方が支払いコストが安くなります。
さらに、為替手数料では以下の通り、PayPay証券は為替手数料も若干、高くなります。
証券会社 | 為替片道 手数料 |
1,000円 当たりのコスト |
100,000円 当たりのコスト |
---|---|---|---|
PayPay証券 | 0.35銭 | 3.5円 | 350円 |
SBI証券 | 0.25銭 | 2.5円 | 250円 |
※1ドル=100円とした場合
少額でコツコツ積み立てる場合にはPayPay証券の利用は向いてます。
株式移管ができない
PayPay証券は相対取引の為、株式移管ができません。
取引を拡大させる場合は取引量も多くなりますので、より手数料率の安い証券会社に移管した方がコストメリットが出でます。
しかし、最初PayPay証券で取引をしていて、途中から他の証券会社へ移管することはできません。なぜなら、PayPay証券は株をユーザーへ切り売り方式を取っているためです。
※相対取引(あいたいとりひき)とは、市場を介さずに売買の当事者同士で売買を行う方法のこと言います。
ユーザー ⇒ PayPay証券 ⇒ 証券市場
上記の様に証券市場からPayPay証券を仲介して購入するのではなく、予めPayPay証券が市場から株を購入して保有します。その保有株をユーザーへ1株以下(0.1株等)で切売りして提供されます。
例えば、一口馬主とか有名ですね。馬1頭は数千万から数億円かかるため、購入は難しいが、1,000人ほと集めてみんなで購入すと言ったイメージが分かりやすいかと思います。
また、FX(外国為替証拠金取引)でも同じように相対取り引きの業者がほとんどで、FX業者と投資家との間で取引が行われています。
PayPay証券の評判や口コミは?
日経新聞社の記者の野村優子さんが、PayPay証券の操作が、どれだけカンタンに売買できるかをApple 株で購入体験してます。
一般のネット証券会社は購入までに16~18タップを必要としてますが、PayPay証券なら3タップで購入できるので、今まで株式投資をやったことのない、未経験の初心者が少額投資でカンタンに購入出来るようにハードルを下げたインターフェイスとなっています。
TwitterでのPayPay証券の反応は?
一応記録として
ワンタップバイ始める
1日目
1万円でどこまでやれるか
初心者が株の動向を勉強するのに良いかと始めました
今後収支記録にもここ使います— 変なおじさん (@panda00112) June 30, 2017
Amazon株に1万円、Twitter株に5千円、日経平均株価が下がったら儲かる奴に5000円
2万円しか投資してないからか、有名どころだからか、プラマイ100円程度しか値動きがない。
やっぱり長期投資は貯金に近いな。
ワンタップバイは投機向きではなさそう。— なっす (@nassu0000) June 20, 2017
サラリーマンの少ないお小遣いでワンタップバイはじめてみた、、
配当が出るようなので買ってみたものの値下がり、、?
まだよくわからないから様子見、、 #ワンタップバイ #株 #相互フォロー pic.twitter.com/WXKf6PxtkR— イクエ (@ikuikuwo) July 29, 2017
ワンタップバイ
地味に含み益出てきて嬉しい— Tokunaga. (@226roxas) July 27, 2017
ワンタップバイで初めて「株」なるものを買ったけど、動向みてると面白いね。返却いただけるゲームに課金した感じ。えーっと、二千円(小声
— ふぅ。@博多 (@foo_hakata) August 3, 2017
その他、以下のページでテレビでのユーザーレビューなど、口コミ・評判をまとめてます。
PayPay証券のまとめ
PayPay証券はスマホひとつで、かんたんに1,000円から投資できるサービスです。
向いている人、向いていない人をまとめてみましたので是非、参考にしてみてください。
向いている方
・株をこれから初めたい初心者の方
・わかりやすく、簡単に取引がしたい方
・定期的に少額投資したい方
・外国株を買ってみたい方
向かない方
・10万円以上の売買を行う予定の方
・デイトレーダー(これからはじめる)の方
・PayPay証券の外国銘柄以外を選びたい方
・まるっとではなく日本株を個別に買いたい方
興味を持って頂けましたら、PayPay証券での投資を実践してみてください。
PayPay証券の収益をリアルに公開中!
個人的にPayPay証券で投資をしており、毎月コツコツ1,000円から5,000円を購入て利益率が15%を超えてます。